コロナウイルス
1月初めに武漢で原因不明のウイルス性肺炎を巡り、WHOが新型コロナウイルスと認定
した時は、まだ対岸の火事のように感じ、SARSのようにまた日本には来ないだろうと
楽観的に思っていた。
その後、クルーズ船の集団感染、プロ野球の開幕や東京五輪の延期と毎日のニュースで
感染者数と犠牲者数の増加で、一挙に緊張が高まり、決定打となったのは志村けんさん
の死去でした。
その前に材料屋さんから、マスク、消毒用アルコールの入手が出来なくなり、処置も
必要最小限にとどめ在庫がなくなり次第、休診も頭の中に入れていた。
緊急事態宣言が出てからは、講習会や介護認定委員会所属しているスタディグループも
中止になり、ほとんど自宅軟禁状態で過ごしていた。
初期は日々のニュースばかり見て不安を募らせていたが、GW前からAmazonから読み
たかった本を取り寄せたり、再放送のドラマを観て過ごしていた。
なかでも『JIN』はタイムリーで、観賞しながら誰か未来からワクチンを持って来て
くれないかなと期待した。自粛の過ごし方もだいぶ慣れてきた。
4月に三鷹市からマスク、歯科医師会や義母から消毒用アルコールの提供で、その後も
さらに提供の予定もあり、何とか診療体制を維持出来ている。
5月に入り、テレワークが定着したこともあり3カ月ぶりのスタディグループもテレ
ワークで行われ、久しぶりの再会で喜んだが、やはりいつものようにはいかない。
徐々に感染者数が減り、緊急事態宣言が解除されて吉祥寺に行った際、人の多さに驚き
とともにソーシャルディスタンスがとれない違和感にかられ、そそくさと帰ってきた。
自粛生活の弊害が出ている。
先日、抗体検査をする機会に恵まれ、結果はスタッフとともに幸いなことに罹患しな
かったこともさることながら、今まで接した方にご迷惑をかけなかったことにホッと
している。
2020年6月15日 カテゴリ:未分類