80歳で自分の歯20本以上、38％に
こんにちは。
院長の十朱です。
80歳で自分の歯が20本以上ある人は、
2011年で3人に1人になったとする調査結果を厚生労働省が発表しました。
調査は6年に1度で、1987年の8％から毎回増え続け、
今回は過去最高の38％となりました。
厚労省は「歯を失う原因の歯周病を予防する意識が高まってきたためではないか」とみていて、
22年に50％を目指す方針です。
調査によると、20本以上の歯を持つ人は、
70〜74歳で52.3％（前回42.4％）
75〜79歳で47.6％（前回27.1％）
80〜84歳で28.9％（前回21.1％）
85歳以上は17.0％（前回8.3％）
80歳では38.3％（前回24.1％） 推計値
以上のように報告されています。
ご自身の歯は何本残っているかご存じですか？
当院でも、お年寄りの方が歯を多く残されている方が多くなったという実感はあります。
8020運動は、満80歳で20本以上の歯を残そうとする運動です。
自分の歯が20本以上あれば、ほとんどの物がよく噛めておいしく食べられます。
また、20本以上の歯を持つ高齢者はそれ未満の人に比べ、
活動的で、寝たきりになることも少ないなど、多くの報告がされています。
歯が痛み始めたり、動き始めたりする前に、
定期的に検査やメインテナンスを受けることで、歯をいい状態で残しましょう。
2012年6月13日 カテゴリ：未分類
